SONICART 09
September 1, 2009 | Report
今年で10年目を迎えたロック・フェスティバル、サマーソニックの会場に2005年より登場し、年々注目を集めてきた「サマー・ソニック・アート・スペース」。気鋭のアーティストを招聘してライヴ・ペインティングを展開してきた同企画は、06年に名前を「SONICART(ソニッカート)」と一新し、今年も会場に旋風を巻き起こした。
今回は、サマーソニック10周年を記念し、各アーティストに2000年から2009年までの“年度”をテーマとして割り振り、その年度のイメージを作品内に表現するというアプローチのもと制作された。参加アーティストは、高橋信雅、Shu-Thang Grafix、かおかおパンダ、師岡とおるをはじめとしたバラエティ豊かな10名。各アーティストには、5.4m(横)×1.8m(縦)という大掛かりなキャンバスが用意され、それぞれが思いのままにライヴ・ペインティングを行ない、作品が完成。精巧に描かれた絵から、色彩豊かでピースフルな作品、大きなキャンバスを生かしたインパクトの強いものなど、パワフルな作品群が会場に彩りを添えた。来場者は音楽を楽しむ傍らアートが完成されていく過程を鑑賞し、作家との隔たりのない空間で生のアートを堪能していた。
音楽とアートの世界の橋渡し的な役割を担うSONICART。来年はどんな展開になるのか、サマーソニックのラインナップと共に、今から楽しみにしている人も多いだろう。